今年はじめての温泉は旭岳温泉に行ってきた.
ひとつの宿の風呂に,いくつもの源泉があるということで楽しみだった.
だけど,温泉だけでなくて,全体的になんか気になるポイントが多くなってしまったなぁ.
予約したサイトのプランでは洋室しかなかったけど,あとで宿のHPをみたら和室もあったようだ(でも,自分との予算事情もあったけど).どうしても,洋室に泊まると,いつものビジネスホテル感が強くて,雰囲気がない.仕事できてとまっているという感覚から抜け出ない.
温泉は5つの源泉があり,それぞれのお湯が楽しめるようだった.全部のお湯に入ったが,色も透明から茶色,灰色と少し色のついたお湯までさまざまだった.茶色は鉄分の,灰色は少し硫黄のにおいのお湯だった.
見た目もにおいもお湯によって違いがあったけど,温泉の成分表を見ると,そんなに違いがなかった.源泉が違うっていっても,同じ敷地内から出てるから,その結果は当たり前といえば,当たり前なんだろう.
お湯で残念だったこともあった.源泉からの温度は高かったような気がするが,全体的にぬるかった(もちろん,源泉自体がかなりぬるいものもあったけど).湯船が浅くて,あえてぬるくなるように作っているのかなって思った.あれだけの源泉(湯船)があるんだから,熱めのお湯から温めのお湯まであれば,バリエーションの楽しめるような気がした.
あとは非常に残念だったのは,2つあるうちのひとつの露天風呂が冬季閉鎖だったこと.入れた方の露天風呂は,露天風呂感が乏しかった.冬の雪降る中の露天風呂を楽しみたかったんだけど,できなくてホントに残念だった.
お湯の感想は全体的に目立った特徴は感じなかったけど,これは自分が癖のあるお湯を好んでいるのかなとも思っている.
風呂上がり,夕食へ.
夕食もここの売りらしく,決まり切ったものじゃないというようなことがあったような.前菜からと,順番に食べるようで,いいタイミングでは持ってきてくれなかった.なので,何度か声をかけることになった.
申し込んだプランにはアワビの塩釜焼きがついていた.
中に入っていたのは,一口で食べられるサイズで,アワビというよりはトコブシって感じ.
ご飯はなく,豚しゃぶのあとに,うどんの乾麺を入れた.稲庭と言われたような気がするが,もっとおいしくあるべきだと思う.
宿に行く途中から雪は降っていたし,夜中もずっと降っていた.まぁ,そういう場所だからとうぜんのこと.チェックアウトのときには,車の雪を降ろさないとと覚悟はしていた.
朝から駐車場は除雪車が動いていた.その後に,8時くらいには車の行きも降ろしてくれていた.しかし,チェックアウトの10時には,また降ろさなければならないくらいになっていた.
10時前に,自分の車以外は2回目の雪下ろしがされていた.なんか,気分が悪かった.
今回の温泉は,結構な値段だったけど,それには見合っていなかったような気がした.